>【ハンギングバスケット作り教室】を開催しました!

本年度2回目の緑化関連イベントとして、10月の【秋の寄せ植え教室】に続き、11月29日に【ハンギングバスケット作り教室】を開催しました。

「市民のひろば」や「デジタルサイネージ」等で募集したところ、定員20名に対して175名の応募がありました。主催者も予想を上回る応募に、たいへん驚いております、たくさんのご応募、有り難うございました。

今回の講師は、【秋の寄せ植え教室】でも講師をして頂いた、出水田商会の宮島氏(親子)で、土づくり・土壌の構造・肥料・植え付け・管理などの【ハンギングバスケット】の基礎を、わかりやすく講義・実演して頂きました。

 

参加された皆さんは、初めて「ハンギングバスケット作り」を体験される方がほとんどで、バスケットのスリット部分にスポンジを張る作業に苦戦しながら、色彩のデザインを考えながら、楽しく【ハンギングバスケット】の植え付けをされていました。

 

 

皆さん、楽しく体験していただき、出来上がった【ハンギングバスケット】に大満足のご様子でした。



今回の【スミレのハンギングバスケット】作り方の資料です。参考にして頂ければ嬉しく思います。

【スミレのハンギングバスケット】

容器・・・・5スリットバスケット(SLT25)

花材・・・・よく咲くスミレ(7株)  アリッサム(1株)  ラミウム(1株)

肥料・・・・マグアンプKなど効き目が長く続く、緩効性の肥料

防虫剤・・・オルトラン粒剤など(1ヶ月の効き目)

<作り方>

①植物の花がら摘み、枯れ葉などを取り、手入れをする。

②デザインを考える。(植物の性質、色彩、植え込みに適した方向などを考慮する。)

③バスケットにスポンジをはる。土漏れ防止と植物を傷めないため。

④土をスリットまで入れる。

⑤1段目の植物を下垂ぎみに入れ、中心から両脇の順で入れていく。割りばしなどを使って、株の間に土を足す。(根を傷めないように注意する。)

⑥2段目の植物を入れる。土を足す。

⑦3段目の植物を入れる。土を足す。

⑧上部にはまずポットのまま植物を置き全体のバランスをチェックした後植え込む。全面はバスケットの枠を隠すように、背面は全体の形を整えるように前倒しにするとよい。

⑨株の間に土を入れる。バスケットの1番奥をやや窪ませてウオータースペースをとる。

⑩土の表面に湿らせた水こけをのせる。乾燥防止と用土の流出防止のため。

⑪完成。ヽ(^。^)ノ 用土全体に水がわたるようにジョロのはす口をはずし少量づつ水やりをする。花や葉などに土がついていたら洗い流す。バスケットの底穴から水が出てくるまで、水やりをするのが目安。

※完成してから3日~1週間は、半日陰で養生させて傷んだ根の回復を待つ。

<管理>

置き場所・・日当たりのよい所。目の高さに掛けると効果的。

水やり・・・午前中(冬は10時頃)に充分に与える。

肥料・・・・元肥でまかなえるので基本的に不要。

薬剤・・・・月に1度与えるとよい。

※花がら、枯れ葉をこまめに摘み取る。

鹿児島ふれあいスポーツランドでは、今後も緑化イベントを開催して参りますので、お楽しみに!

 








 

一覧に戻る