5月11日（土）に「ホタルの観察会」を開催しました。

南国殖産が指定管理者になって6年目になり、ふれスポを「ホタルの名所」にしたいと考えて、毎年、ホタルの幼虫とエサになるカワニナを放流しております。昨年から放流の成果が見え始め、今年は昨年の 2 ~ 3 倍位のホタルを確認しています。



「ホタルの観察会」は今回で4回目の開催になりました。19時30分からの受付でしたが、受付30分前から大勢の参加者が列に並ばれ、受付終了の20時30分には、296組・943名の方が、受付をしてくださいました。今回の参加者は過去最高で、スタッフ一同、大変驚いております。たくさんのご参加、ありがとうございました。

　

特設テントでは、「ホタルの種類と生態」についてのパネル展示と、ホタルの生態などについて職員が説明して、来園者からの質問に分かりやすく回答しました。ホタルについて、皆さん熱心に勉強されていました。



19時過ぎから数匹が飛びはじめて、20時頃は、約100匹のホタルを観察出来て、参加された方は大変喜んでおられました。はじめてホタルを見たという方もいらっしゃり、感動したと言う、お言葉を頂きました。

　 

今年は昨年より１週間早い、4月24日に成虫の初見があり、その後、毎日確認調査を実施しています。クレイ広場のナイター照明が消灯した後に、調査したところ、初見後の４月下旬は毎日、10匹～20匹のホタルを確認しました。５月に入り少しずつ数が増えて、5月7日に131匹と最も多くのホタルを確認しました。

 　

5月15日以降は観測する数が30～50匹と少なくなって来ましたが、5月の下旬までは、鑑賞ができると思いますので、是非、ご来園して頂いて、ホタルを鑑賞してください。時間帯は19時30分～21時頃が多く見られるようです。

鹿児島ふれあいスポーツランドでは、これからもホタルを増やすための取り組みを継続して、鹿児島市の「ホタルの名所」を目指したいと考えています。ご参加して頂いた皆さん、有り難うございました。