>紅葉が始まっています!【ふれスポ紅葉情報】第1号

10月も下旬に入り、朝晩の気温が下がってきたこともあり、落葉樹の紅葉があちらこちらで見られるようになりました。

本日より、【ふれスポ紅葉情報】を定期的に発信したいと思います。

第1号(10月21日)・「紅葉葉楓(モミジバフウ)」別名「アメリカフウ」を紹介します。

 

第2駐車場にある「モミジバフウ」です。紅葉と黄葉が混在しています。



第1駐車場の木は、紅葉が始まっています。



林間スポーツ広場の木が、いま一番綺麗な紅葉(黄葉)です。

樹木紹介:「モミジバフウ」別名「アメリカフウ」は、マンサク科の落葉高木です。街路樹や公園樹としてよく植えられています。秋にはウニのようなトゲトゲした球形の果実を付けます。葉はモミジの葉に似て5つに裂けています。

 

 

公園内の「モミジバフウ」は、紅葉が始まっている樹は一部で、全体的には11月に入ってからが本番と思われます。紅葉している木に、赤く色づく樹と黄色になる木があり、コントラストがとても綺麗です。

おまけの情報:【どうして紅葉するの・紅葉と黄葉の違いは】

秋になり気温が下がってくると樹木はそろそろ活動停止、冬に向けて葉を落とす準備を始めます。緑葉の色素クロロフィルの分解が始まり、クロロフィルの緑色が消えると、それまで隠れていたカロテノイドの黄色が目につくようになり、緑色から黄色になります。また、赤く紅葉するには、緑のクロロフィルが分解されて、赤い色素のアントシアニンが新たに作られることで、赤く変化して紅葉します。



これが紅葉する仕組みですが、クロロフィルの分解とアントシアニンの合成作業はそれぞれ別のところで進むため、いくらアントシアニンが作られても、クロロフィルが残っているいると鮮やかな赤とはなりません。また、作られるアントシアニンの量が少ないと赤みが薄い紅葉になります。同じ種類の樹でも気温の下がり方などの条件の違いで色の違いが生じます。上の写真のように、同じ場所・同じ「モミジバフウ」でもさまざまな色の葉が混ざっています、これもまた風情があってよいものですね。

これからが紅葉の本番になります、【ふれスポ紅葉情報】を随時、発信して参りますので、お楽しみください。

 

 

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